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ふたりは 冬の日の帰り道に
星を眺めていました

眺めれば眺めるほど
星の数は 増えていきます
夜の中にいれば いるほど
目が慣れてゆくのです

ふたりはキスをしました

「ねぇ 僕は君より目が慣れてきたようだから
言うけどさ あの南十字星の向こうに どんどんこっちへ 向かってくる星があるんだよ
たぶん流れ星だと思うんだけど なんだかワクワクするんだ
待っていれば じきに見えてくるだろうけど
途中で消えたりするからね」

「そう たのしみだね
あなたにみえて わたしにみえないもの」

わたしにみえて あなたにみえないもの
でも触れ合うと 簡単に共有できる

同じ気持ちである ということは
違うより 苦しいときもある

わかりあえる ということは
手をつなぐより 暖かいことがある

優しさが溢れすぎて
足がもつれることもある

ふたりの間にある光景が目をかすめ
次の一歩が見えなくなることがある


でもなぜか 歩いていける
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きのうは、昨年と同じく《草とten shoes》のクリスマスライブでした。お世話になっている山田稔明さんのおかげで、2年連続でこんな機会をいただき、あたたかなたくさんのお客さまと仲間に囲まれ、巣巣が等々力村の教会のような素晴らしきクリスマスイブでした。

昨年は持ち曲が2曲で、山田さんに提供してもらった「冬の日の幻」と草tenメンバーの五十嵐さんが作った「夏はまっしろ」をくるひもくるひも練習して、やっとやっと発表できる形にもっていきましたが、MCは舞台慣れしている五十嵐さん任せで、本番の演奏のむずかしさも肌で実感しました。でも深いところでは、クリスマスの魔法が降っていた聖夜のおかげか心に届く曲が演奏できたのでした!(自画自賛!)

2017年は2ヶ月に1度のライブで持ち曲も増えステージで鍛えられた私たちは、今年はなんと7曲も演奏して、MCもできるようになりました。(えっへん!)マイクに近づきすぎて歌っている途中で歯が当たったり、音を外してしまったりはありましたが、「間違えちゃったけどいま楽しい!」という気持ちの方が何倍も大きくて、途中なんども幸福感で胸がいっぱいになりました。誰かと一緒に音を重ねていると、音に乗せて気持ちまでもが伝わってきて、ありがたくも受け止めてくれる観客のみなさまと私たちがどんどん繋がっていけるような一体感が優しくて心地よくてしあわせで、涙が出そうになる瞬間が何度かありました。

「クリスマスの魔法」はあると思いますか?
わたしはこの数年強く強くそれを感じます。

でもその魔法は、一瞬で夢が叶うとかではなくて、「クリスマスだから今日はおしゃれをして口紅を塗ろう」と自分に与えるギフトだったり、あの人が喜ぶ顔がみたくて贈りものを探す時間だったり、急ぐ時間のなかで歩をゆるめてクリスマスの空気を胸いっぱいに吸い込みたくなったり、いつもと違う道を歩いてみたり、サンタの帽子をかぶらされた猫をみて微笑ましく思ったり、食卓をきれいに整えてクリスマスケーキを用意したり。
その魔法は、いつもよりポジティブでハッピーな時間を過ごそうとするみんなの波動みたいなものが粒子になって、そこらじゅうに舞って伝染しているということなんじゃないかな?と思うのです。

優しくされると、じぶんも誰かに優しくしたくなる。
クリスマスは「ひとりがハッピーなバトンを渡しつづけたら世界中がハッピーになる」という人間の善なる力の可能性を教えてくれる機会。
「想像してごらん。みんながただ平和に生きているって。」

“Imagine”

Imagine there's no Heaven
It's easy if you try
No Hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today...

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one
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イギリスで買い付けたものを段ボールから出して、
ひとつひとつ厳重なラッピングから剥がして手にしているうちに、
心がサワサワしてきた。

ふと、私は「molnでは、ものを売っているんじゃないなぁ」と思った。
ものには、命はないけれど、ものも気配みたいなものを宿している。
ものが持つメッセージ性、というよりもっと曖昧模糊とした気配。
脚色を加えなくては、美しく整った物語にはならないけれど、
物語になるまえの原石みたいな予感。
それは、人と人が出会い、恋が始まるときに感じる予感に似ていて、
確かなことはまだ何もなくて、ただお互い感じる引力だけが確かな存在感。

私がお店をやっているのは、ものとひとを繋げるため。
ものともの、人と人、ものと人の橋渡しのために、私はここにいるのかな、とおもう。

もの、がなんとなく出会いたい人。
人が、どうしても出会いたいもの。

出会いは化学反応で、そこから動き始まる新しい展開を誰もが待ち望んでいる。
だから私はものと共にここにいて、誰かを待っている。

ところで、もの言わぬものの心は、あまりにも可愛いのです。
もの言えぬ恥ずかしがり屋のものの小さな声に、ぜひとも一度耳をすませてみてください。

大きな声は黙っていても聞こえてくるけれど、小さな声はこちらから近づかなくては、ちゃんと聞こえないから。